モブサイコ100 7/17~8/21に更新されました88話の感想です。
ネタバレを多分に含みますのでご注意ください。

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 「爪」の占拠する調味文化タワーを上り詰め、ついにボス・・・そして父でもある
統一郎の元にたどり着いたショウ。

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ショウ「テメーを倒して組織を解散させてやる。」


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追い詰められたからなのか?「もっと別のやり方があったんじゃないか?
血の繋がった親子なんだぞ」
と言う統一郎。
それに対し「今更父親ヅラかよ・・・」と冷たく言い放つショウですが・・・


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そういう意味ではなかった。統一郎は思った以上にサイコな野郎でした。
統一郎「だからバカだというんだ、お前は・・・」


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ショウは父の馬鹿げた野望を阻止するため、果敢に立ち向かいます。


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・・・が!謎の障壁に阻まれ吹き飛ばされました。どうやら近づくだけで
強力なバリアが発動する模様。これが統一郎の能力?


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かと思えば突風を発生させ・・・

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それが炎に変化。ショウはなんとかこの炎を吹き飛ばしますが、

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急激な温度の低下で氷漬けにされてしまいました。さらに・・・

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氷ごと砕く威力の電撃!もはや超能力というよりRPGの魔法を見ているような
感じですが、何でもできるんじゃないかというくらい多彩な事象を操り攻撃を
繰り出す統一郎。勝負あったか・・・!?


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・・・が、砕けた氷の中にショウの姿はありませんでした。
光の屈折率を変え、姿を隠したようです。圧倒的な統一郎の能力を前に、
このまま退いてしまうのか?


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しかし、次にショウが姿を現したのは統一郎の背後!
これがショウの作戦、勝負を決める最高の切り札・・・


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3ヶ月のもあいだ溜め続けたエネルギーを一気に放出する、「チャージボム」
不意討ちが功を奏し、直撃・・・!土壇場で大逆転!


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あっ、この描写は・・・アカン。


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統一郎を守ったのは【5超】芹沢。傘でチャージボムのエネルギーを
難なく防いでしまいました。


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お前が言うな!お前が言うな!


あくまで反抗的なショウに、統一郎は自分が世界を回った真の目的を話して聞かせます。
外国から強い能力者を集めるための旅だったと思われていましたが、本当は
世界征服が実現できそうかどうかを見定めるため、でした。

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その結果・・・自らの超能力を超える力を持つものはいなかった。
故に世界征服は可能だ、と言う結論に達したのだそうです。・・・うん。


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これにはショウも強烈な突っ込み。こんなのが身内、ましてや父親かと思うと
ショウくんが非常に気の毒でなりません。


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統一郎に心酔しきっている彼にはそんな突っ込みも意味がありませんが。


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統一郎「先ほどの攻撃は見直したぞ。やはり親子は似るものだな。
私もショウと同じ能力を持っている。」


なんと統一郎もエネルギーを溜め続ける能力を持っているようです。

芹沢「社長は一体どのくらいの期間をチャージしてるんですか?」

統一郎「話しただろう・・・ここまでの準備に20年をかけたと・・・」

!?
「20年をかけた」というのは、兵隊を集めたり組織をまとめたりする
期間のことではなく・・・

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20年・・・ショウが3ヶ月だからえーと・・・単純に80倍。
超能力としての基礎力を鑑みるとさらに威力は上がるでしょう。
想像は及ばないですがとんでもない威力だということだけは
間違いない。ショウに勝ち目はあるのか・・・?




場面転換。島崎との戦闘はどうなっているでしょう。

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あれだけの多勢でかかっていったのにこの状況。島崎は不意討ちで
マンホールのふたを喰らった以外は全くの無傷です。こんなに実力差があるとは。


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ショウの味方の・・・福田か東尾か大月か個人名は分かりませんけど、
物質を再構成する能力者が瓦礫で巨人を創りだす。
しかしその攻撃を正面から受けてもダメージはない、と挑発するように
誘う島崎。

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そして実際、まともに攻撃を受けても全くの無傷。攻撃が読まれて当たらない
だけでなく、あたってもこの有様じゃどうやって勝てばいいのか・・・。


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しかし誇山が、不意討ちで攻撃した時はダメージを受けていたことに気づく。
脳筋なのに意外に鋭いな、なんからしくないけど。要は意識外の攻撃に対しては
対応できず傷を負ってしまうというわけです。


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これにはテルも気づいていました。先ほど、これみよがしに瓦礫の巨人の攻撃を
誘い受けてみせたことといい、島崎は内心この戦況に焦っているのではないかと。

・・・的確なテルの指摘に、島崎が動きました。

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最も厄介な相手を徹底的に叩く。テルがいなくなれば、残ったメンバーでは
どうあがいたって勝機はない・・・。


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周囲に邪魔されないよう中空へテレポートし、


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執拗なまでの集中攻撃。他のメンバーは空をとぶ能力もなければ、ここまで届く
攻撃方法を持っているわけでもなく、ただてるが傷めつけられるさまを指を咥えて
見上げることしか出来ない。


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そしてついに、島崎のとどめの一撃がテルを襲う・・・!







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!?
まるで予測していたかのように、島崎の拳を受け止めるテル。

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更に追撃も見事にいなす。

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攻撃を読まれていることに驚きを隠せない島崎。テル曰く、相手の動きを読む
能力に頼りすぎた結果動きが単調になっている、とのこと。これまでボコボコに
攻撃を受けていたのは、島崎の動きを学習するためだった・・・!?

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なおも攻撃の手を緩めない島崎ですが、テルはその全てを躱し、今度は
反撃の後ろ蹴り!相手の動きが読める島崎・・・の動きを更に先読みする
ことまで出来るようになったテル。島崎も驚きを隠せません。


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島崎「一応・・・ボスを除けば世界一の自負があるのですが・・・」


島崎の言葉を一笑に付すテル。無理もありません。
テルは本当に強い超能力者を知っていますから。

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テル「アンタも凡人なんだな。どうやら僕でも倒せそうだ。」


テルの発言に島崎が激昂した瞬間、

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意識外から不意打ちを食らってしまいました。


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攻撃したのは律。うまく島崎の虚を突きました。


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さあ、反撃だ!


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寺蛇が活躍している・・・なんか新鮮。

体勢を立て直せないまま、連続で攻撃を喰らいさしもの島崎もグロッキー。
このまま押し切ることが出来るか・・・!?

が、島崎はまだ終わっていませんでした。彼の奥の手・・・
最大限に集中を研ぎ澄ませ、無駄な情報を全てシャットアウト。超能力者
特有のエネルギーの流れ”だけ”を読む・・・対超能力者に完全特化した切り札。


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超感知ゾーン”マインズ・アイ”
相手の細かな身体の動きは勿論、瞳孔の収縮、本人さえ知らない
弱点までもが手に取るようにわかる能力。


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戦況は一転。急所を突くことでその場にいた全員を一撃で戦闘不能に
してしまいました。


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が、唯一テルだけはまだ意識がある状態。しかしこの状態では先程のような
戦闘は愚か、まともに立つことすらままならないでしょう。

これまでか・・・







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と思われたその時。


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とてつもないエネルギーの接近に、過敏に反応する島崎。


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やっと、やっとモブが到着しました。




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島崎は近づいてくる敵の強大さを感知しながらも、勝負に燃えています。
果たしてモブと島崎はどのような戦いを繰り広げるのかッッ!!?







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・・・ん?








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島崎、ノックアウト。


超能力者”だけ”感知することに特化した能力、それ以外の情報は、
本当に全て、完全に遮断されているんですね・・・。普通なら返り討ちに
あうところ、霊幻の強運。
・・・いや、島崎の今の状態を見抜き、その隙を突いて攻撃を加えた
霊幻大先生、さすがっす!

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島崎「まさか、野生動物や虫の境地まで気配を消せるエスパーが存在するとは・・・」

敵が好意的解釈をしてくれるのも、このてのキャラクターの定番ですね。

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そしてその後ろから、ようやくモブ到着。


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島崎はモブに秘められたケタ違いのエネルギーに驚愕します。
接近して初めて分かったその強大さ。
「果たしてどちらの能力が上か・・・勝負です・・・!!!」とか
なんとか言っちゃってた島崎がちょっと恥ずかしいくらい。


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モブの強さがわかると、途端に島崎は態度を翻し、あっさり白旗を
上げてしまいました。飄々とした野郎だ。

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自分が楽しめない、割にあわないと思ったら簡単に負けを認めてしまう。
統一郎が掲げる”世界征服”も遊びのようなもの、というか本気にしているのは
統一郎だけのようです・・・かわいそうに。


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勿論島崎が降参したところで、モブがそれを赦すわけもありません。
楽しめればいい、その程度の理由で自分の街を破壊されたとなれば尚更。


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島崎はモブの迫力にビビリ、即座にテレポートで逃亡。
テルはきっと奴にトラウマを植えつけた、と言っていますが、またどこかで
絡んできそうな予感がします・・・。

とにかくこれで調味文化タワーへの最後の関門を突破しました。

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モブは律と再会、両親の無事をやっと確認できて安堵。


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全員が集まったところで、残すところは「爪」が現在本拠地として占拠する、
調味文化タワーのみ。決意も新たに、皆で最終決戦へ向かいます。


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・・・しかし、これにはモブが反対。


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「厳しいこと言うと、足手まといなんだ。」

一見辛辣ですが、これもモブなりの気遣い。最上の「人に厳しく」という
言葉を彼なりに解釈した結果。ですが事実、島崎より遥か格上であろう
統一郎との戦いで、皆を守りながら戦うことはモブにとって枷になって
しまうでしょう。勿論、島崎との激戦で傷ついた皆を思って厳しく突き放した
という一面はあるでしょうが・・・。

モブに言われたら、もう皆何もいえません。


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モブは単身、調味文化タワーへ突入します。



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内部で出会ったのは・・・




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芹沢。

ボスを目前にして、【5超】最強の男が立ちはだかる・・・!