モブサイコ100 8/28~9/25に更新されました89話の感想です。
ネタバレを多分に含みますのでご注意ください。

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 調味文化タワーへ侵入、統一郎のいる展望台を目指すモブの前に、
「爪」幹部【5超】最強の男、芹沢が立ちはだかる・・・!

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矢部首相の解放と引き換えに、帰ることを要求する芹沢。

「あ!総理大臣の人だ。」と驚くモブ。

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おいおい、自分の国の総理大臣くらい知っておけよ・・・。いくら
引きこもっていたとはいえこれはひどい。


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そそくさと逃走する矢部首相。しかしモブははなから退却する気はない模様。

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芹沢「そっか・・・俺達は世間じゃ悪者扱いなんだなぁ。」


そらそうよ。首相誘拐を差し引いても、破壊活動などの行為を省みたら
単なるテロリストですよ。

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認識の甘さに、モブも呆れ顔。


芹沢「大丈夫だよ。ちゃんと避難勧告っていうのが出されてて・・・大半の
   町の人は避難済みだって社長も言ってたし。」

エクボ「社長?」

芹沢「俺を雇ってくれた人だよ。もう三年前か・・・俺を・・・腐ったドブ沼の
   底から救い上げてくれたんだ。」


明かされる芹沢の過去・・・



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実に15年間も自室に篭もりっきりだった芹沢。

芹沢を部屋から出すため、母親は何度も引きこもり相談所の人間を
よこしているようだが、その成果は皆無・・・なぜなら・・・

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芹沢「俺、普通じゃないんだよ。」


統一郎「キミが超能力者だという話は聞いている。」


芹沢「どうせ妄想癖だと思ってるんだろ・・・」

統一郎「妄想だなんて思っちゃいない。」


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統一郎「何を隠そう・・・この私も超能力者なのだから。」


超能力者の苦しみは、超能力を持つものにしかわからない。
コイツの言葉は嘘だ。自分を懐柔するための大嘘だ。
知ったような口を利く統一郎の言葉に苛立ちを隠せない芹沢。



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なおも言葉を続ける統一郎に、芹沢は感情の昂ぶりを抑えられない。
それによって引き起こされる、超能力の発露・・・

芹沢「だんだん力が膨らんできたぞ!!」


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暴走した超能力によって部屋中のあらゆるものが宙に浮き、
一斉に統一郎にむけて襲いかかる・・・!


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統一郎は、それを自らの超能力で受け止める。
自分以外の超能力者を初めて目の当たりにし、驚きを隠せない芹沢。

統一郎「言っただろう。私も超能力者だと。
     私と共に来い。力の使い方を教えてやる。」

芹沢「・・・で、でも、俺・・・部屋を出ると眩暈がして・・・」

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不意に傘を差し出す統一郎。

統一郎「この傘の下が・・・キミの部屋の延長だと思えばいい。
     安心しろ。キミが暴走したら私が止めてやる。」



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上手く芹沢を自分の支配下に置くことに成功した統一郎。
こうして彼は「爪」の一員となったのであった。




・・・・・・

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「っていう泣ける話があってだな・・・」

事の経緯をどこか得意気に語る芹沢。
しかしモブの反応は・・・

「おかしい話だなー・・・
僕でもそれがおかしな話だってわかる・・・」


「それって・・・」


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「それって利用されてるだけなんじゃないかな。」

・・・エクボのツッコミもごもっとも。モブ自身、その能力を霊幻に
いいように利用されていたので・・・。しかし、これは正論。

芹沢「なんだって・・・?」

モブ「アンタは都合よく力を利用されてるだけだよ。」

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モブ「こんなのなら・・・引きこもってる方が全然いいよ。」

芹沢「なんて酷いこというんだキミは・・・」

恩人と慕う統一郎との出会いを全否定するような歯に衣着せぬ発言に、
芹沢もイライラを隠せない。

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「芹沢さんアンタ・・・ついていく人を間違えたよ。」



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不意に、芹沢の傘がモブに直撃!壁まで吹き飛ばされるモブ。
統一郎が芹沢を救ったきっかけの傘・・・その分思い入れが強く、
まとうパワーも半端じゃない。
だが、逆に言えばその傘を奪うことができれば、戦力を喪失させる
ことができる・・・!?

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モブ VS 芹沢 いよいよ開戦!

接近を試みるモブに、傘の一振りで応戦する芹沢。激しく砕ける地面。

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それによって飛び散った瓦礫を利用し、念動力で攻撃を仕掛けるが・・・

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芹沢の傘は守りも堅牢。瓦礫の礫を物ともしない。

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その瓦礫の中の一つをキャッチし、エクボが芹沢の注意をそらしているうちに・・・

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モブが金縛りで芹沢の動きを封じようとするコンビネーション!
・・・しかし芹沢に金縛りは効果なし。逆に手痛い反撃を食らってしまう。
痛がるモブの様子を見て思わず謝ってしまう芹沢、まあ根っからの
悪人というわけではないでしょうから、この反応は当然かも知れませんが。
ところがそのモブ、痛がっているのは演技。この隙を突いて・・・

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傘を弾き飛ばす!武装解除に成功。モブ、こんな騙し討もできるように・・・。

危険な傘を失ったことで芹沢も弱体化する・・・かと思われたその時、


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心の拠り所だった傘を手放したことにより精神的に乱れ、
能力を暴走させてしまう!傘への、爪への、統一郎への
深すぎる依存が彼の精神を安定させていたに過ぎなかった。

コントロール出来ない力のおかげで孤立し、味方を渇望していた
芹沢。そこにようやく現れた”理解者”、鈴木統一郎・・・

モブ「心の隙間につけこまれたなら・・・きっとひとたまりもない。
   教えてあげなきゃ。」


なんとか芹沢を説得しようとするモブだったが・・・

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「だったらどうしろっていうんだ!!?」

激昂する芹沢。

「生まれつきの特性を誰にも理解されず!気味悪がられて!
暴走して!迷惑をかけて!蔑まれて!また暴走して!
母ちゃんを吹っ飛ばしたことだってあるんだ・・・いつ暴走するのか
自分でもわからない!」

「俺は・・・!!ただ・・・何というかその・・・
友が・・・仲間が欲しかった・・・」

「ここには仲間がいるんだ。彼らと一緒ならどんなことだって・・・!!」


身を震わせながら、思いの丈をぶちまける。

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自分の居場所を守るため、再びモブに襲いかかる芹沢。

77%。

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モブ「そんなの仲間じゃない。
   僕には仲間がいるからね。だからわかる。
   そんなの、仲間じゃない。」


85%。

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芹沢、ますますヒートアップ。完全にキレてしまった・・・!

芹沢「俺から居場所を奪おうっていうなら容赦はしない!
   この先へは行かせない!社長の命令だ!!
   社長は俺はを信頼しているんだ!」


モブ「いや、そんなの信頼関係じゃない!」

91%。

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なんとか芹沢を説得しようとするモブと、今の居場所を否定されたくない
芹沢のせめぎあい。

96%。

モブ「本当は気づいてるはずだ。自分が間違ってること・・・」

芹沢「うるさい!」   

99%。

モブ「それとも本当に馬鹿なのか!?だったら・・・」
芹沢「うるさぁーいッ!!!」


1

モブ「僕があなたの友だちになる!」


100%。

しかし、既に放たれていた芹沢の攻撃が、モブに直撃する・・・!

2

果たしてモブは!?無事なのか?





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なんと直撃したはずのエネルギー弾を、吸収。

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自らのパワーに変換していまいました。芹沢のエネルギーから
悲しみの感情を感じ取るモブ。


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モブ「いいや、返すよ。芹沢さん。」

吸収したエネルギーを、そっくりそのまま打ち返すモブ。
芹沢は傘で防御しようとしますが・・・


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傘に当たったエネルギーは弾けて、芹沢を包み込む。


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芹沢の放ったエネルギーが一度モブに吸収されたことにより(?)
モブの中の記憶・感情をまとい、それが包み込まれた芹沢の頭の
中に流れ込んでいく。それは自分と同じ、生まれつき強大な超能力を
持つゆえの悲哀、苦悩、葛藤。

芹沢「彼も・・・俺と同じ・・・」

友情。







ここで場面は切り替わり、統一郎とショウが対決する展望台へ。

親子の勝負はどうなっているのか・・・?



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統一郎がショウを圧倒。力の差は歴然。

統一郎「躾をし直さないといけないな。
     まぁ、それも後回しだ。これから忙しくなるからな・・・」


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失った戦闘員を補充しなくてはならなくなったことを憂う統一郎。
彼にとって戦闘員は使い捨てのコマ。世の中にうんざりしている
連中を上手く取り込み、兵隊に仕立てあげるのだ。


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ショウ「もうさ・・・いい加減落ち着けよ。」


ショウ君の正論。大人と子供の立場が逆転しているかのようだ。
もちろん統一郎にショウの言葉はまったく響かないのですが。

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不意に、戦闘員の持つ超能力について種明かしをする統一郎。
「爪」の兵隊の中でも超能力を持つ「覚醒者」、彼らは極度の
ストレスを加える事によってその能力を目覚めさせる、という方法が
第7支部との戦いで語られていました。しかし統一郎に言わせれば
その方法は失敗で、ほとんどの人間は精神が崩壊してしまい、万一
目覚めたとしても大した能力を使うことも出来ず使いものにならない。

では今回、町で破壊活動を行っている戦闘員たちの力は一体?
大勢で協力しているとはいえ、ビルをと倒壊させたりとなかなかの
パワーを発揮していました。


統一郎「彼らが我が物顔で使っている”力”
     あれはわたしの力だ。」


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これが誰にも知られていない、統一郎真の切り札。
自分のエネルギーを他人に分け与えることができ・・・
他人のエネルギーを自分の中に取り込むこともできる。

ショウ「約600人もの兵隊たちに自分の力を与えてたってのか?」

統一郎「あんなものは私の溜めてきたエネルギーの内のほんの
     一部にすぎない。だがそれも、貴重な私のエネルギーに
     代わりはない。敗北者たちからは返してもらおう。」


そういって統一郎が右手をかざすと・・・

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倒れている兵隊たちから、無数のエネルギーが統一郎の元へ・・・!


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分け与えていたエネルギーを取り戻し、さらに強さを増す・・・!

ショウ「い・・・いまわかった・・・

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親父は人間じゃねぇ・・・!エネルギーの怪物だ・・・・・・!!」


ショウ「クソが・・・」
統一郎「またそんな口の利き方をする・・・
     どれ・・・ひとつゲンコツを加えてやるか・・・」

統一郎「肝に銘じておけショウ・・・世界の主役になれるのは・・・
     たった一人の絶対者だけだということを。」


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放たれるエネルギー弾・・・!


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ショウ「律・・・か?」
突然ショウの前に立ちはだかって盾となり、エネルギー弾を
受けきったのは・・・律ではなく・・・

ショウ「律かと思ったら・・・お前は・・・その兄貴だったか・・・」


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ショウ「という事は・・・俺の仕掛けた”起爆剤”は・・・うまく着火したのか・・・」


おいおい、それを今明かすのかショウ!?厄介事が増えるぞ!

モブ「もしかして、家に火を点けたのはキミ・・・・・・?」

ほらほらほら!

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モブ「もう怒ってないよ。キミにも色々あるんでしょ。」

ん・・・あれ?器が大きくなったねモブ君。

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モブ「彼は父親のアンタの暴走に悩んでいたんだ。僕にはわかる・・・
   僕の弟も・・・僕に怯えていたから。」


大方の事情は、芹沢から聞いたようです。という事はモブ、芹沢を
退けることに成功したんですね。因みに踊り場に芹沢がいたのは、
ショウが返り討ちになっている様子が見るに耐えなかったからだとか。

統一郎「芹沢がお前のような子供に負けたというのか?
     ・・・奴め・・・手を抜いたな・・・」

モブ「違うよ。勝つとか負けるとか・・・
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人と人との関係はそればっかりじゃないんだよ。」

統一郎「では、懐柔したというのか?奴の忠誠心もその程度だったか。」



引きこもっていた自分を部屋から出してくれた統一郎に感謝はしている。
しかし、統一郎が何を考えているのかがわからない。芹沢は語る。

どうして人を傷つける必要があるのか・・・しかし組織から離れたら、このまま
一生社会に溶け込めず、あの部屋に逆戻りしてしまう・・・それを想像するのが
怖くてたまらなかった。

でももうやめた。


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芹沢「裏で誰かが泣いてまで得られる充実なんて・・・最初から求めていなかった。
   気付かせてくれて・・・ありがとう。」

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統一郎「まったく救いようのない・・・
     やはり、クズは一生クズのままか。」


芹沢が全幅の信頼をおいていた統一郎・・・彼にとっての芹沢は
その程度の存在だったということ。

統一郎「まぁいい。最初から他人などアテにしていない。
     私は、一人で存在が完成しているのだから。」


モブ「・・・それは違う。誰だって・・・人は多くの人と関わって成長していくんだ。」

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例に出される最上さん。

モブ「だからもし・・・相談相手がいないのなら・・・僕が。」

統一郎とあくまで戦おうとするのではなく、手を差し伸べようとするモブ。

ショウ「とことん甘い奴・・・いや違う。こんな強い奴は見たことがないぜ。」


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統一郎と対峙するモブ・・・!次回、ボス戦!